主任者から宅建士に名称が変わり、裁判外紛争解決受任権ADRの資格となった。
今まで有償での相談や解決は非弁行為とされて罰せられたが、これからは士業の仕事
をしても良いと法務大臣のお墨付きがでた。

各市町村も空家対策のため、宅建士に行政書士を持つものに、戸籍謄本からの
調査を依頼するなど、知識を持つ宅建士の活躍の場は、不動産取引にとどまらず
広がりを見せている。

そんな現状において、恥ずかしい合格率を出すとは思えない。
なぜ簡単になったのか。運の要素を排除して基本問題の出題に終始したのか。
これが誰でもが得点でき、真の意味での実力者のみを合格させようとした機構の
意思。 今年の本命は39点で決まりだ。  38点は祈れ。