青年は国の柱である。柱が腐っては国が保てない。諸君は重大な責任を感じなくて
はならない。
青年は日本の眼目である。批判力猛しければなり。眼目破れてはいかにせん。国の
ゆくてを失なうではないか。諸君は重大な使命を感じなくてはならん。
青年は日本の大船である。大船なればこそ民衆は安心して青年をたよるのである。
諸君らは重大な民衆の依頼を忘れてはならぬ。
諸君よ!良き日蓮正宗の信者として、強き生命力を養い、誉れある国士として、後
世に名を残すべきである。
                           (昭和二十九年十月一日)