されば諸君よ、心を一にして難を乗り越え、同信退転の徒の屍を踏み越えて、末法
濁世の法戦に、若き花の若武者として、大聖人の御おぼえにめでたからんと願うの
みである。愚人にほむらるるは、智者の恥辱なり。大聖にほむらるるは、一生の名
誉なり。心して御本尊の馬前に、屍をさらさんことを。
                        (昭和二十六年十一月一日)