>>736
一般に情報とは、対象物とそれを認識する者との関連において発生します。
ある意味において情報量は常に無限大であり、ゼロになることはありません(何も情報がありません、ということ自体が一つの情報です)。
情報量は常に無限大であるけれども、それは対象と観測者との関連性において可変です。
例えば貴方の例でしたら、ある人は「鉛筆立てに鉛筆があった」と認識するでしょうし、別の人はそれがどこのメーカーで、何色で、何本で、何Bということも情報となります。
あえて言えば、そこに本来ある情報量を静的な情報量と言い換えましょう。これは常に無限大です。この中で観測者にとって必要または有用である意味を持つ情報〜これを動的な情報量とでも言いますか〜のみが、一般にいう情報量として認識されます。
動的な情報量に関しては観測者次第でゼロになることもあり得ます。