メディアアクセス制御であるSlotted ALOHAのスループットS_ALOHAは、次式で与えられることが知られている。
S_ALOHA = G・exp(-G) ・・(4)
一方、non-persistent CSMAのスループットS_CSMAは次式で与えられることが知られている。
S_CSMA = G・exp(-aG)/G(1+2a)+exp(-aG) ・・(5)
ただし、Gはオファードロードであり、ネットワークへ送出されるフレームの到着率g[パケット/秒]に1フレームを伝送するのに
必要とする時間Tを乗算した値である。また、aはネットワーク内の伝播遅延時間tをTで正規化した値を示している。
(a) non-pesistent CSMAはネットワークの条件によってはSlotted ALOHAよりもはるかに高いスループットを示す。
ところが、伝播遅延時間tがフレーム伝送時間Tと同程度に大きい場合には、スループットがSlotted ALOHAよりも小さくなる。
式(4),(5)を用いて、CSMAのスループットがSlotted ALOHAのスループットよりも小さくなる場合の例を示しなさい。

(b) (a)は、CSMAを用いた場合には、伝播遅延時間が大きいほど、フレーム同士の衝突が多くなることを示している。
CSMAの原理について説明し、伝播遅延時間に応じてフレーム衝突率が増加することを定性的に示しなさい。

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