>>547 植物や虫から始めた方が・・といってるのはその為です。
「算数が得意」で「跳び箱が苦手」なA君は、算数に注力します。「すげえ」といわれる
自己位置向上確認欲(ghost)が大きな達成を期待するため。
植物でいうと、"この葉x(算数)に栄養をやると光合成効率(達成感)の期待が
大きそうなので、栄養(意欲)注力する。対して、いくら栄養やっても大きく
なってくれない葉y(跳び箱)には、効果が期待できないなら栄養(意欲)注力を
止めて、枯らしてしまえ。だって、栄養(一定時間あたりの意欲エネルギー)は
有限なのだから(濃淡)。>>30参照です。

逆に、跳び箱が得意で算数が苦手なB君はその逆をする。
何をやってもパッとしない(達成結果が得られない)場合(落ちこぼれ)は?
植物なら、もやしのように茎を伸ばすかな?人間なら・・
"自分より駄目なやつ"を探して、「あいつよりまし」と思い込む(せめて維持確認、な)C君
不登校になって学校以外に生活の場を求める(逃避しちゃう)D君
勝ち取る努力を挑戦し続けるE君 などかな?
でもどれをとっても「自己位置確認-向上あるいは維持」の為の行動選択
(意欲注力)といえるのではないでしょうか?

主体がどの葉を持っているかはその主体の歴史(データ)次第。
「きれいだね」「かわいいね」とちやほやされる経験や、化粧した結果、鏡を
みて(向上確認)満足・達成感を得たという経験データが、「容姿を磨く」と
いう葉(行動選択)へ注力する結果になるのではないでしょうか?