東京のコロナ患者の6割以上が入院拒否される

東京都に近い情報筋によると、都内で自宅療養中のコロナウイルス患者の63%が、病状の悪化にもかかわらず入院を拒否されたという。

関係者によると、8月9日から15日までの1週間に、自宅で療養中の患者から救急車の要請があったのは2,259件。この数字は1週間前に比べて591件増加した。

そのうち63%に当たる1,414人が医療機関に搬送されなかったという。

これは、救急隊員が患者を収容できる病院を見つけられなかったためで、多くの場合、公的医療機関の職員が自宅療養を続けるべきだと判断したためだという。

また、入院した845件のうち、患者が病院に到着するまでに3〜5時間かかったケースが159件、5時間以上かかったケースが121件あったという。

東京消防庁の担当者は、増え続ける救急車の要請に対応するのに苦労しており、関係機関と協力してできる限りのことをしていきたいと話している。

引用元:NHK WORLD-JAPAN