昨日9日(木)午前中、大阪の淀川にかかる十三大橋は、「川面をわたる
晩秋の秋風も爽やかな大サイン大会」が開催されていました。

この橋は、十三→梅田が3車線あり50km/h制限なんですが、普段は
70km/hぐらいで流れています。

計測係は橋のトラス式(?)になったアーチの陰に隠れていて、橋が
終わった堤防みたいなところに違反車両を引き込んでいました。

取締りの様子をしばらく観察していたところいくつか気になる点が
ありました。

1. 何km/h以上で走っている車両を取締りの対象としていたのかは
分かりませんが、取り締まられた車両と同程度のスピードで走って
いても取り締まられない車両が散見されること。

特に明らかに飛ばしているメルセデスSクラスは、計測係が眼で追い
ながらも捕まえなかったこと。

2.取り締まった車両をそのまま頭から突っ込む形で停車させていて、
切符を切った後、その車両が公道に戻る際、左走行車線を走行する
一般車両の停止をしばしば求め、著しい交通の阻害要因となってい
たこと。

3.取り締まった車両を引き込む堤防の先に、白バイや覆面PCが停車
していたが、特に覆面PC停車の際、歩道を歩く人の通行の妨げとな
っていたこと。

4.この取締りに従事していたと思われる覆面PCが、当該取締り地点
からJR176を南進して、右に分岐高架を降りた後のJRガード手前(こ
の交差点はUターン禁止)で右折待ちの際、自分達の前で右折待ちを
していた現行サニー(銀)の一般車両が目前でUターンをしたにも
かかわらず、検挙せず、そのまま右折後、阪神高速梅田入口から高
速に乗っていったこと。

十三大橋の南行は確かに速度超過に至りがちで違反検挙には十分
意味があるでしょう。しかし、Uターン禁止違反の取締りも交通の
安全維持には重要なはずですがねー。

こんな取締りをやっているようでは、交機の取締りは予算達成、
ノルマ達成が第一で一般ドライバーの反感を買うのは当然だよね。