ソリッドを入れる目的は、近年のボールの素材に対応するため。

何も入れないと、指は直接ボールの表面素材に触れることになるが、
このウレタン素材が汗などで抜けにくくなったりするうえ、
いくつかのボールを持つとその表面素材の違いによって
親指(サム)の抜け方がボールによって異なる場合がある。

これを避けるため、いつも同一素材のソリッドをボールに入れれば、
素材によるサム抜けの不安定が解消される。

一番最初のボールは、その人のボウリングの大部分を方向付ける大事なものだから、
きちんと細かいことまでセンターのドリラーかプロに教わった方がいい。

ちなみに、店によってはアルバイトがドリルしているところもあるらしいから注意。
ドリラー資格を持っている人は、ショップに何か掲示がしてあるから分かるよ。