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店を生かすも殺すも客次第

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0001食いだおれさん2011/06/26(日) 15:01:30.51

コミュニケーションスキルの低いお客さんは、他のお客さんより損をしています。
実例に基づいて検証していきましょう。

▼自称グルメブロガーのT君が行った、とあるお店の評価は以下のようなモノ

>でもビジネスホテル1階で大箱な店構えを見て、私は嫌な予感がしたのです。
>そしてメニューを見て訪問を後悔してしまった。
>良く言えば料理数が豊富、はっきり言うとどこにピエモンテ料理があるのかと疑問の料理群。
>アイテムだけ多い料理の中で、私が知るピエモンテ料理がほとんどないのです。

続く
0002食いだおれさん2011/06/26(日) 15:03:59.63

>かろうじてピエモンテ料理と思われる料理も、タリオーリーニ(タヤリン)、
>ラビオリ(アニョロティ・ダル・プリン)と地元料理名の表記ではありません。括弧内がピエモンテ風の表記です。

ビジネスマンがお昼を食べに来るような店で、メニューに「アニョロティ・ダル・プリン」と書いて、
どのぐらいの人がどんな料理なのかを思い浮かべることが出来るかという想像力がT君には欠如しています。
恐らく「ピエモンテ料理専門店」だという思い込みが激しいために、冷静な判断が働かないのでしょうね。
T君の思慮が浅かったと断じては可哀想かもしれません。
タヤリンをタリオリーニと表記するのも、お客さま視点に立てば当たり前の話です。
もっと砕けた言い方をするなら、「卵で練った細麺」でも良いかもしれません。

続く
0003食いだおれさん2011/06/26(日) 15:04:25.74

>しかもスタッフに「頬肉の赤ワイン煮込」の煮込み用ワインが何かを聞いても返事なし。
>ピエモンテ州のワインと即答しないので、この店は似非ピエモンテ料理店と推測したのであります。
>そのシェフに煮込みの赤ワインがピエモンテのワインでないことを直接確認し、私の推測は確信へと変わったのです。

ここがT君のT君らしさですね。悪い意味で。
「ピエモンテの郷土料理を食べたい」と店のスタッフに意思表示をしたうえで、期待と違う料理が出たならば不満でしょう。
勝手に「ピエモンテ料理専門店」だと思い込んで、オーダーした料理が期待と違ったら、それは黙って頼んだT君の責任です。

>厨房に居なければならないシェフがオーダーや皿出しで店内を駆け巡る光景にもビックリ。

お客さまによって、こんなに感じ方が違うとは、私はびっくりします。
厨房に籠もりきりでお客さまに挨拶もない料理人より、
お客さまの反応を自分の目で確認しながら仕事をする料理人を私はプロフェッショナルだと思います。
決して独りよがりにならないですから。

続く
0004食いだおれさん2011/06/26(日) 15:04:45.09

>この大箱店の厨房をバイト並みのスタッフに任せっきりにしているのか。

シェフが1分1秒でも厨房を空けると、料理が酷くなるような店はスタッフが育っていない店です。
逆に人材育成に自身のある店ほど、「シェフがいなくても大丈夫です」と胸を張ってお客さまにシェフ不在を伝えています。
0005食いだおれさん2011/06/26(日) 15:04:59.02

>はっきり言って不味いだけの似非ピエモンテ料理なのにこの盛況さはどうなっているのか。
>田町の海岸側のような立地でしか通用しない、いや田町の立地にあわせた「田町風なんちゃってピエモンテ料理」と判断した次第です。

シェフがイタリア・ピエモンテの★付き店で習得した郷土料理を堪能したいなら、
昼夜の別や価格に関係なくオーダー時にスタッフやシェフとしっかりコミュニケーションを取ることが必要なのです。
少しでも食べ手の好みや食履歴を理解してもらうために。まるでイタリアの地元密着店のように。

私のごく浅い経験から言わせて貰うと、ピエモンテ料理のお勧めをサービススタッフに尋ねると、
お勧めされるのは鶏のモツやトサカなどを煮込んだ「フィナンツェーラ」で、
前菜などは子牛の生肉をタタキにした「カルネ・クルーダ」などを出してくれたかもしれません。

「私はこういう期待を持って店に来た」とお店に伝えられるようにならないと、T君は今後も損をし続けるんじゃないかな?
「ピエモンテ料理を食べたい」という欲求を、T君の表情から読み取れるようなエスパーをサービススタッフに配置しているわけじゃないんだから。

店を生かすも殺すも客次第なんです。
0006食いだおれさん2011/06/26(日) 15:09:04.34

飲食店街でも高級住宅街でもないビジネスホテルの1階に立地で、
その店が「ピエモンテの郷土色の強い店か?」なんて、
普通の人は当たり前に判断できるでしょう。

周りを見回しても、席の数の多さを考えても、メニューを開いても。

考える力の弱いT君の不幸には同情しますが、
店に来た目的をお店の人に話せるようになるだけでも、
もっと良い経験が飲食店で出来るようになるのではないでしょうか?

== この項目終わり ==
0007食いだおれさん2011/06/27(月) 03:41:03.88
その店には行ったこと無いが゙、もし「本場イタリアの○○で修行し」とか「○○で働いた」とか修行先の地域や店をうたっているならそういう料理を期待するのは当たり前では?

江戸前の鮨屋で修行したという触れ込みの海外鮨屋で〆ものもアナゴもエビも無く、アボカドとかツナマヨとか鳥カラタルタルとかばかり出てきたようなもんだと思えばT君(?誰?)の批判は至極もっとも。
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