メタルギアソリッド総合スレ3
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0250名無しさん@お腹いっぱい。
2012/09/16(日) 15:50:07.60ID:Zo83mRbX>>248
えっと、質問の意味がよく分からんが、人間の精神をコントロールすることで歴史の
コントロールが可能となるのはどうして?という質問でOK?
まず、人は状況に応じて様々な分泌物が脳内に流れるよね。例えば、怖い話を聞いたときには
恐怖を感じる脳内分泌物。興奮した場合には興奮を引き起こす脳内分泌物。このように、人間
の感情は大抵脳内の分泌物によって決まってくる。愛国者達のAIネットワークはその分泌物を
調整することで、人間の感情や思考をコントロールし、それによって人間の精神をコントロール
する手法を確立している。ここまでは、OK?
んで、次なのだが、MGS2の大佐(AI)が語ったところによれば「極限状況の中で状況を発生・制御・収束できれば
他のいかなる事象へも応用が可能」と言っていたね。戦場という極限状況下では脳内分泌物が異常発生して、
タガが外れる傾向にある。戦場における残虐行為やPTSDなんかはその産物だよね。そのような感情は経験によって
ある程度抑えることはできるが、新兵では無理なもの。そこで、愛国者達は先に述べたようなプロセスを通じて
感情をコントロールし、特定の人間を特定の行動に導くように操作することが可能となる。そうして、その状況
を取り巻く人々の感情を制御し、一定の役割へ導いていくことで特定の結果に向かわせる。これが、「事象の発生、
人間の精神の制御、特定の結果への事象の収束」というビッグシェル事件における演習の目的だったわけ。
これを拡大すれば、まず戦場という極限状況下でそこで戦っている人々の行動を武器、感情などあらゆる場面において
制御し、AIの望む結果を作り出す。つまり、戦争経済の発展を戦場をとりまくすべての人々を操作することで思うがままに
操作していたということになる。そして、ゆくゆくは大衆全部にナノマシンを注入し、社会生活全般における人間の行動を
制御することで、愛国者達が定めた物語を紡ぎ出してゆく。つまり、人間全員をコントロールすることによって、愛国者達
が考える壮大な歴史絵巻を創作していくということだね。これが、代理AIが考える管理社会の姿なのではないかな。
雷電が経験したのは、このプロセスの施工前実験。愛国者達が生み出した擬似戦場を雷電という兵士をコントロールしていくこと
で、テロの失敗、ソリダスの死という結果へ収束させる。この演習が成功したことで、代理AIは当時誕生しつつあった
戦争経済の発展をかかるプロセスを使って操作する。つまり、施工後における実地演習がこの戦争経済ということができる。
そこで一定の成功を収めたらいよいよ愛国者達の考える人間社会の管理に動き始める手筈だったのではないかな。
まぁ、結果として実地演習の過程でシステムイレギュラー達によって破壊されちゃったけどね。
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