地図製作とはちょっと分流になる話であれだけど。

名前に対してこだわりを持つってのが、いいネーミングをひねり出す必要条件かなと思う。
世の中どんな国、どんな町や地名にも由来があって、
名前があるということはそこに必ず命名者がいる。
他人にとってはどうでもいいように思える名前、場所でも、
当事者にとってはかけがえのない場所、名前であるはずだ。
その場所の状況、由来、歴史を考えて、
そして何よりその場所に愛を持って命名することがいい名前をつける条件じゃないだろうか。
ひいては名前からそこがどんな土地で歴史なのか推察することができるということも。

ま、すごくテキトーな命名がなされることもあるけれど。
由来を探ったらあほらしかったり、逆にアホな名前が後世大げさに解釈されたり。
そういうのも念頭に置くといいアクセントになるのかも。

トールキンの名前に触発されて、誰かの参考になればと思ってちょっと語ってみた。
それでもやっぱりセンスはある程度必要かもしれないけど、
でも世の中全部が全部センスある人がつけた地名ばかりじゃないだろうし。

…当然の話かもしれないけど。