四輪車に参入したサナダは量産一号車の「サナダ110」をはじめとする
スポーツカーで内外を席巻し、現在に通じるスポーツ・戦闘機のイメー
ジを確立します。
さらに1965年にはル・マン24時間耐久レースに参戦、1975年には日本車
初の総合優勝を成し遂げます。同年、真田晋吉はル・マンのトロフィーを
引っさげて凱旋した羽田空港で引退を発表、真田飛行機を設立してから
40年が経っていました。
その後もスポーツカー・スポーツセダンは若年層を中心に支持され、現在
では国内第5位の自動車メーカーです。北米では「サナダ」といえば違い
が分かる人のクルマというブランドイメージが確立しています。
主なラインナップは「サナダ115」(ライトウェイトスポーツカー)、「サナダ
115ロードスター」、「サナダ219」(2L級スポーツセダン)、「サナダ219ク
ーペ」、「サナダ219/3000GT」、「サナダ219ワゴン」、「サナダ550」(高性能
スポーツカー)、「サナダ336」(ラグジュアリーセダン)など。