歴代主人公が兄弟だったら 51章
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0023サ○エさん時空とやらで…?
2014/04/08(火) 10:07:22.03ID:GJm9jh8dワーワーギャーチョウサイコオオオ
エリンシア「ヘクトルちゃん、今年こそちゃんと授業に出て、赤点や問題行動で先生の御世話にならないようにしてくださいね」
ヘクトル「姉貴、そうカタイこと言うなってwwwまさかの進級だぜ進級!うっひょおおお、毎日神様に祈った甲斐があったってもんだぜええぇ!」
セリカ「ヘクトル兄さん、ミラ神は学業の神様でもあるのよ?今度私やアルムと一緒にミラの大樹に参拝しにいきましょうよ!」
ロイ「セリカ姉さん、うちのピザ兄さんは食事旅行付きでもないかぎり動かないよ絶対」
エリウッド「…赤点が四つもあったから嫌な予感はしていたが、まぁよかったかな。本当は進級を喜んでるより進路を早く決めた方がいいんだけどね」
エフラム「全くだな、ピザの知能はゾンビにも劣る」
リン「エリウッドやエフラム兄さん、エイリーク姉さんは来年高校卒業よね?進路は大体決めてるの?」
エリウッド「僕は、医学部を目指そうとしてるけど…うん、この一年の家計簿次第ってとこかな。セリスやロイたちが高校に進学出来ないなんて状況になったら悪いし」
リン「駄目よ諦めたら!エリウッドはうちの学生組の中じゃ優等生なんだから、お医者さんになるなんて夢を諦めたら兄さん姉さん達きっと残念がるわ…」
クロム「そうだぞエリウッド。お前の人生は一度きりだ、せっかくのチャンスに引き下がっては勿体無いぞ。俺だってこの警官としての道を歩むのに兄さん姉さんの協力が必要不可欠だった、迷惑だからと遠慮する必要はない」
エリウッド「クロム兄さん…」
リン「エリウッド、たまには草原に一緒に来てみない?優しい東からの風…穏やかな西からの潮騒を聞いてたらいつも気掛かりな家計簿の事を忘れて落ち着けるかも…」
エリウッド「リンディス、気を遣ってくれてありがとう。そうだね、楽しみにしているよ…」
シグルド「一緒に…?KINSHINは許さんぞ?」
リン「ち、違うわよ!アルムやセリカの前例があるのにそんなことするはずないじゃない、私は、ただエリウッドの胃痛が心配で…」
マルス「……」
ロイ「?…マルス兄さん?さっきからエリンギがどうこう何言ってんの?マルス兄さんてそんなにエリンギが好物だったっけ?」
マルス「ん?いや、別に…」
リン「エフラム兄さんは…?ヘクトルと一緒に就職かな?」
エフラム「リン、俺も確かに勉強は苦手ではあるがあのピザ程落ちぶれてはいないと自覚しているぞ。俺はそうだな、幼稚園か小学校の先生になろうと考えている」
リン「…中学校や高校の先生じゃ駄目なの?」
エフラム「ああ、うちの兄弟達を見ている限り俺では指導者は勤まりそうもないからな」
リン「どうしても?」
エフラム「ああ」
エリウッド「頼むから教え子に手を出して懲戒処分なんてことは…」
エフラム「…誤解してはいないか?前々から言ってるが、幼女や妹は非常にか弱いものだ。彼女らを守る為ならどんな手段も尽くす、それが俺のポリシーだ」
シグルド「幼女はともかくKINSHINは兄さん、許しませんよ?」
エイリーク「私はロストンかフレリアの女子大に入ろうかと思っています」
リン「ロストンにフレリアかぁ、だいぶ家からは遠くなっちゃうね。姉さんに想いを寄せてる男も多いから大変なんじゃないかしら」
マルス「…その点リン姉さんは女性からの人気はあれど男性からの支持には無縁ですから分かりませんよね」
リン「そうそう、って違うだろコルァァ!」
セリス「進路、かぁ。僕は魔物のお医者さんになりたい、かな」
リーフ「僕は勿論憧れのおねいさん方と…ハァハァ」
ロイ「(あれ…なんだろう、ピザ兄さんが留年免れて兄さん姉さん達の将来への抱負を語ったのって、確か去年辺りにも…)」
ミカヤ「今年もこの時期が来たわね」
ユンヌ「…いいの?このままじゃあの子達、一生大人になれないわよ」
ミカヤ「お願い、もう少し…もう少しだけ…。
(ダキュン)万年の時をずっと孤独に過ごした私には二十年ちょっとで弟や妹が自立して、また一人ぼっちなんて嫌なの。お願いユンヌ」
ユンヌ「しょうがないわね」
マルス「こんな事情があったりしてね」
ロイ「割とあり得そうなのが怖いよね」
真相は誰も知らない…
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