歴代主人公が兄弟だったら 51章
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0182絆の種を育てよう!
2014/05/14(水) 23:43:52.94ID:4qkZqQjZクロム「……アルム、ちょっと話があるんだがいいか?」
アルム「く、クロム兄さん?……うわ、兄さんが話し掛けてくるなんて生まれて初めてなような気さえする…」
クロム「そんな訳ないだろ。そもそもお前はセリカと二人きりの世界に入り浸り過ぎだ」
アルム「それで僕に何か用?」
クロム「いや、そのなんだ……植物を育ててみたいと思っているんだが、俺はそういう知識がないからな。野菜や果物なんかを栽培する知識に関してはお前が一番だろう?だからちょっと知恵を借りようと……」
アルム「!!……クロム兄さんもやっと畑仕事の持つ魅力に気付いたんだね!いいよ、早速僕の畑へ行こう!二人で農作業の素晴らしさについて朝まで語り明かそうじゃないか!」
クロム「ちょ、ちょっと待て!そこまで大規模な事はしなくていいんだ…。その、使わないプランターか何かあるだろう?それを貸しては貰えないか?」
アルム「うん?いいけど……ところで一体何を育てるの?」
クロム「それは……秘密だ」
セリス「ねぇ、さっきクロム兄さんがアルム兄さんと一緒に鉢植えを運んでたんだけど一体何するつもりなんだろう?」
マルス「……密売目的で○麻栽培とか?」
ロイ「いやいや!仮にもクロム兄さんは警察官なんだからいくらなんでもそんな事はしないでしょ!」
エイリーク「ミニトマトやお花でも育てるのでしょうか。でもこれからの時期だとどうしても部屋に虫がわいてきてしまうんですよね…」
エフラム「そういえばお前も自分の部屋で花を育てていた事があったな。結局断念してたみたいだが」
エイリーク「部屋に彩りを、と思ったのですがあれほど虫が出るのは…流石に辛抱なりませんでした」
エリンシア「私もお花は好きですけど虫は苦手ですわ」
リン「やっぱり人も生き物も花も同じ。父なる天の日差しと母なる大地の恵みの下に生きるべきなのよ。それを人の手であれこれ手を加えるべきではないと思うの」
マルス「……と野生児代表でリン姉さんのコメントでs…」
リン「誰が野生児ですって?」
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