>>338
いや、LVUPによって成長する「技」に比べて、熟練度制には問題があると
言わざるを得ない。

・LVのみならば、武器を特定した熟練度上げ作業が不要になる。
 封印の司祭の光魔法上げだのトラキアでの杖空振りだのような作業を
 思い出してほしい。それはまさしく「作業」でしかない。
 ゲームにもよるが、ロマサガのシステム等もこの類だ。役にも立たない
 魔法を戦闘で無駄うちするしか育てる方法が無い。要は、戦闘において
 戦闘そのものでなく育成作業が前面に出て来すぎる。仮にも戦術ゲーとしては
 これは問題だろう。

・EXP&LVの場合は、LV差による入手経験値の差などで傾斜がついているので、
 低レベルキャラを追いつかせやすいように出来ている。また、この傾斜によって
 自動的に最適バランス付近のLVが保たれやすい。
 数を稼ぐだけの熟練度系はそうではない。また、熟練度制では適材適所で多数の
 キャラを運用する、といったことがやりにくくなる。もともとキャラが
 完全に固定されたゲームに向いたシステムなのだ。

・LVのみと違ってキャラ間の適正なバランスが保たれにくい。
 これもゲームによるんだが、DQ6のテリーなんかがいい例だ。
 TSはBSより激しい熟練度制だったが、後半参入の歴戦の勇士が熟練度がゼロ
 だったりして、使い物にならないことも多かった。