エクセルソフトは、C#でiOS、Android、Mac OS、Windowsで動作するネイティブアプリケーションを開発できるモバイルクロスプラット
フォーム開発環境「Xamarin」のVisual Studio 2013対応版を、26日に発売した。なお、発売記念として、特別価格キャンペーンを実施している。

「Xamarin」は、開発環境「Xamarin Studio」でiOS、Android、Mac OS向けのアプリをビルド可能で、アドインを使用すればVisual Studioでも
シングルソリューションでiOS、Android、Windows向けのアプリをビルドできる。

iOS、Android、Windowsの100%ネイティブAPIをサポートしているので、C#から直接ネイティブプラットフォームのAPIを呼び出せ、ネイティブな
ユーザーインターフェースとパフォーマンスを備えたアプリケーションのビルドを可能にする。

開発したC#のコードは、プラットフォーム間で共有でき、既存のC#のスキル、コードを再利用可能なので、すばやく、簡単にクロスプラットフォームの
モバイルアプリケーションを開発でき、ミッションクリティカルなエンタープライズ向けのアプリケーションから、個人向けのアプリケーションやゲーム
まで、幅広い開発に対応している。

Visual Studio 2013対応版の「Xamarin.Android 4.10.1」と「Xamarin.iOS 1.8」は、新たにVisual Studio 2013のサポートを追加するとともに、
PCL(Portable Class Library)のサポートを追加し、PCLを作成する際に、ターゲットのプラットフォームとして「Xamarin.Android」と
「Xamarin.iOS」を選べる。また、さまざまなPCLの設定で利用可能な機能をすべてサポートする。

さらに、「Xamarin.iOS 1.8」には、VS 2013/2012/2010用にMS Help Viewerのサポートを追加している。

「Xamarin.Android」は、Android SDKで動作し、Visual Studioとの統合の場合は、Visual Studio 2013/2012/2010の、Express以外のエディションに対応する。

「Xamarin.iOS」は、iOS SDKで動作し、Visual Studioとの統合の場合は、Visual Studio 2013/2012/2010の、Express以外のエディションに対応。
iOS 7向けのビルドには、最新のiOS SDKが動作する環境が必要。

「Xamarin.Mac」は、Mac OS X 10.7以降とXcode IDEが必要。

(後略)
http://codezine.jp/article/detail/7526