■ 動く地形「巨像」との衝突を取る「変形コリジョンシステム」とは?

 「ワンダと巨像」はオフィシャルサイトでも「変形コリジョンシステム」というキーワードが語られており、
なにやら意味深な雰囲気を醸し出していた。これはどういったものなのだろうか。

 コリジョン(Collision)とは衝突判定を指すわけだが、これまでのゲームに登場した巨大なボスキャラ達は、
プレーヤーとの相互インタラクションという点において、意外に“淡泊な”関係に留まっていたと思う。

 例を挙げれば、その巨体に潰されれば死亡……とか、こちらの飛び道具が命中したらダメージを与えられる……といった感じだ。

 「『ワンダと巨像』では、プレーヤーキャラクタのワンダが巨体にしがみつくことができるという、
非常に“濃密な”インタラクションを想定したために、これまでの巨大キャラとは違った管理や制御の方式が必要となったんです。
それが「変形コリジョン」というわけです」(杉山氏)

http://game.watch.impress.co.jp/docs/20051207/3dwa.htm