ゲームの基本的構造は、意志の連絡が不十分な状態で、
双方が別々に自分の行動を選ばなければいけないという、
ゲーム理論でいう「逢引のジレンマ」(囚人のジレンマ)的な
状況を基本とする。これはジャンケンと等価なわけで、
システム側は基本的に“後出し”が可能なので
(プレイヤーの手が入力された後に出し手を決めちゃえるので)
プレイをコントロールしやすい。
ただし、「相手はこっちの選択した手を知らないはずなのに、
AとBの選択肢で相手のとる行動が違うのはおかしい」
という批判は十分ありうる。
まあ、量子力学における観測理論とかだと、
それに近い状況もあったりするし
そういうゲームなんだから諦めろ、
とかいう話もあったりするのだが。