彼女は誰にでも優しい
その優しさが彼女の美点であり、またその彼女の優しさに僕は惹かれたのだ
僕にとって、彼女は初めての女の子だった

けれど、誰にでも向けられたその優しさに、僕は時々苛々させられる
「誰にでも優しくしないで」と言いたいけれど、そんなことをすれば
自分が心の狭い人間になってしまったみたいで・・・だから口に出せずにいる

だから、今夜も僕は彼女に触れ、その部品のひとつひとつに手を加えていく。
調教し、蹂躙し、そして、僕の望む彼女へと作り替えるのだ。
そう、そこにいるのはもう、「誰にでも優しかった」彼女ではなく、
僕だけの彼女なのだから・・・

さあ、皆さんにも新しい彼女をお目にかけましょう・・・ 
(『彼女をカスタマイズ!』 完)


>>497に捧げる
すまん、Nスクを擬人化したら妄想が止まらなくなった
反省はしていニュ