>>329
>・プラズマは重量がほとんんど無いので推進剤にはならない事
理論上のロケットで核融合反応で発生したプラズマを推進力にする
「核融合パルスロケット」なる代物があります。
SFファンなら誰でも知ってると思いますが・・・
>・核融合を起こすために必要なのは水ではなく重水素で水は副産物で、
>水には重水素を構成する原子は含まれるが水から重水素を作るにはもっと
>大きなエネルギーを必要とすること。
海水中の水素と重水素の割合は水素99.984%に対し、重水素0.016%です。
電気分解により、水素と重水素は簡単に分離できます。
>・核融合で得られるエネルギーの状態は熱量でしかない事。
>また、化学反応とは様々で何の2000万倍か判っていない様子。
重水素−重水素の核融合反応では、発生するエネルギーの60%はプラズマです。
核融合反応の生成物として三重水素(トリチウム)とヘリウム3、水素、ヘリウム、
中性子などが生じます。結果、エネルギーの40%はMHD
(プラズマ−電気変換効率:理論効率98%)では電力に変換できないことになります。
あと、「液体水素−液体酸素」の化学反応で生じるエネルギーの2000万倍です。
実際は4000万倍程度ですが、MHDで直接電力に変換できるのはプラズマのみなので、
半分の2000万倍としました。