https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/x517885870
これが蒸機先生の言う模型かな?
名前は「TOMY AURORA AFX HO SLOT CAR 」

このページには縮尺だの、「電路」の幅が寸法だのは載っていないが、
この「電路」の幅が内側寸法か中心寸法か知らないが、16.5mmなのかも知れない。
車体裏の写真を見ると、
銅製のシューの左右間隔が16.5mmなのかも知れない。
そして仮にこの間隔が16.5mmだとすると、車体縮尺が1/64でも矛盾はしない。

ここまでで、蒸機先生が言ってる「スロットカーではHO=1/64」は
「ゲージ」の意味が怪しい以外正しい。

https://afxracing.com/technical/faqs/
上のAFX HO SLOT CARの説明の中で、
「Cars」→「What size / scale are AFX Slot Cars?」と内容を追うと、

referred to as “HO” which is 1/87th scale. However, they have really been 1/64th scale
「1/87であるところの“HO”と言われてる。しかし実際には1/64になってる」
reason they didn’t stop referring to them as HO was for marketing purposes
「大雑把に言って、『HO』名称を止めないのはマーケット目的だ」

と苦しいとも、良心的とも、言える弁明をしてる。
私の評価としては「蟹股1/80=HO」としか言わないプラ模屋よりは、良心的だと思いますけどね。

おそらくは最初はHOレイアウト (1/80の偽HOじゃなくて1/87のHOね) に組み込むためのスロットカーが、
HO鉄模から決別して、レース趣味になる過程で、車体を1/64に肥大させた物と思います。

そしてもし、トミーが
「TOMY AURORA AFX HO SLOT CAR 」
を未だに没にしていなかったら、
鉄模屋のトミーと、スロットカー屋のトミーは、
矛盾を抱えてる事になる。