>16番は「短所スタイル、長所走行」
翻って、この見解はどうか? 以下はやはり、個人的意見。

16番のスタイルに痛切に疑念を感じたキッカケは、天で、1/64・SスケールのC62、C57を見た
時だった。
実模型を見た人ならご存じかと思うが、同じ16.5mm線路に乗っかる同士と思えない程の大きさの違い。
1/64は、1/80の1.25倍の縮尺比となるので、これが3D(立方体)になると、1.25の3乗即ち
2倍弱の容積となる。本来1067mm軌間の線路上に乗るべき車両は、実際には16番の何と200%という事。
言い換えると、16.5mm線路のサブロク鉄道風景の再現の観点から16番は、1/2=50%の容積でしか
ない車両が走っている、と。百聞は一見に如かず。16番模型とS模型を並べてみるとよく分かるが。
こうなると最早、スタイルが「欠点」程度の領域とは思えない。
1/80・16.5mmという規格自体が全く以て「論外」とし言い様がないと感じる。