>>946
大変参考になる記事です。
カツミ2軸客車はこれと同じ原理と思われますが、
但し、当時の記憶ではもっと格安構造でした。

軸の支持は内側軸受けでなく、外側軸受けです。
ボギー台車枕梁にかなり似た、コ形の車軸穴付き真鍮折り曲げ細工で、
但し左右幅が広く、車軸を外側軸受けとして保持できる。
ボギー台車の心皿同様中央部分に2mmくらいの穴があいてるが、
コ形の梁のその部分が山形に湾曲し持ち上がってるので、
これを床下にリベットか何かで緩くとめると、
車軸が床板に対して、心皿穴?を中心にユラユラゆれるわけです。
軸箱や板バネなどのお飾りは、このコ形の梁の外面にハンダ付けか何かで止めてある。
側面から見ると、車体下端と飾り板バネ上部の間に大きな隙間が見えてしまう。

これだけ書いてもよく解らんでしょう。
1960年頃のTMS製品の紹介欄にあったと思うのだが、今みつけられない。