>>294
>詳しく教えてください

詳しく書くと、「12mmスレでゲージ論書くな」
と文句言う人が出るかもしれないので簡単にしか書けません。

車体やレイアウト情景の縮尺と線路の縮尺は同じにするのが自然なのですが、
鉄道模型に関しては、運転の利便性から、
「線路ゲージは一種類(16番の場合16.5mm)のみに統一して、それによる縮尺度外れは我慢する」
という別の考えもあります。

しかしながら、実物のゲージは有名なものだけでも、
458mm軽便から2211mm広軌まであり、
これ総てを16.5mmに統一するのは無理が出るのです。
またこの無理を抑え込むために、
特定の実物車だけ個別に違う縮尺を指定したりして、
規格が複雑化して、ますます混迷に陥るのが、
実際には死語化寸前の「16番」や、日式「N」(笑い)です。

一方、縮尺ゲージはHOに於いては1/87という原則しかありません。
如何なる実物ゲージも、若干の端数の扱い以外は、この縮尺に沿えばいいだけです。
この規格は死語化寸前の「16番」に比べればまことに単純です。

模型が、日々、工業技術の恩恵で精密化していく現状でも、
国鉄在来線のゲージが、3mmチョイも、度っ外れたマンマという事はありません。
これが、スレタイの【HOn3-1/2 HOm HOj HO1067】です。

もちろん選択は個人の自由だし、
共存共栄の親密な交際も自由です。
しかし、蟹股ゲージ模型と、縮尺ゲージ模型とは違います。