>16番の場合、プラ製品がなかった時代はブラスやブリキ製の物が普及製品として存在しました

その頃からの蓄積があったから、というのが、今もって16番が強い理由。
12mmの登場は1984年、ブリキ製の下積みを積むには時期が遅すぎた。
その蓄積と闘わなければならない、と言うのが、12mmの宿命である。
そう考えれば、現在の12mmは大健闘、と言って良いだろう。
ちなみに、12mmはその生い立ちから、通販の割合が非常に高く、小売店の件数は
あまり参考にならないと思われる。
それより、生産数の指標になっている製品価格に注目すべきだろう。
人口比率程には、価格比率は大きく開いていないね。
蒸気機関車に関しては、既に12mmの価格が16番のそれを下回っている。
しかも、製品化頻度も12mmの方が高い。
真鍮蒸機完成品に関しては、12mmの生産数が16番のそれを上回っていることが
確定的、というわけだ。