陸上自衛隊福知山駐屯地創立65周年記念行事が、京都府福知山市の福知山駐屯地と訓練場で開かれた。
天候に恵まれ、約9000人の市民らが来場、模擬戦闘訓練を見たり、戦車に試乗したりするなどした。

訓練場で開かれた模擬戦闘訓練では、敵の戦車と軽装甲車を相手に、ヘリコプターや偵察バイクで敵の兵力などを確認してから、
155ミリ榴弾砲を撃ったり、装甲車で敵陣に突入するなどして敵を制圧する様子を再現。
戦車が空砲を発射する際には轟音(ごうおん)が鳴り響き、集まった市民らは迫力に圧倒されながら見学していた。

また、戦車の試乗会には長い列ができたうえ、
展示された戦車や155ミリ榴弾砲の前では家族連れらが記念写真を撮るなど楽しい1日を過ごしていた。

観閲式で福知山駐屯地司令の上野和士・1等陸佐は
「わが国を取り巻く安全保障環境はより一層厳しさを増しているが、福知山駐屯地は地域とともにある郷土の部隊として、
 誇りをもって、これからも地域の防衛・警備、災害派遣などに邁(まい)進(しん)いたします」などと式辞を述べた。

写真:大勢の市民らが見守る中で行われた模擬戦闘訓練
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以下ソース:産経west 2015.10.5 08:22
http://www.sankei.com/west/news/151005/wst1510050017-n1.html