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2021年10月14日21時21分

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中国恒大集団の本社ビル=中国・深セン市(EPA時事)




 【北京時事】経営危機に陥っている中国不動産開発大手・中国恒大集団が吉林省長春市から入札で取得した住宅開発用地について、代金支払いを遅延していることが14日、分かった。恒大は外債の利払いもできておらず、資金繰り難が改めて浮き彫りになった。ロイター通信が伝えた。


 長春市がロイターに明らかにしたところによると、開発用地は6月、恒大が子会社を通じて6億100万元(約106億円)で落札。1億2000万元の手付金は支払ったものの、続く取得額の半分相当の代金納付では一部しか払えなかった。1億8000万元の支払いが滞っている計算になるという。