艦長より怖い海自の先任伍長って何者? 上官に意見できる例外的立場、その存在意義 2019/11/03
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0001朝一から閉店までφ ★ [KR]
2019/11/03(日) 20:32:02.14ID:CAP_USER9海上自衛隊の護衛艦では、艦長を父親にたとえると「先任伍長」は母親になるそうです。この「先任伍長」、上官の命令を拒否することも可能な、自衛隊という組織においてはかなりユニークな存在です。もちろん、相応の理由があります。
https://trafficnews.jp/post/91010
階級社会における例外のナゼ
軍や自衛隊という組織は完全な縦社会で、上官の命令は絶対です。極論すれば、白いものでも上官が「黒」といえば黒になる職場です。
それは海の上、海上自衛隊の護衛艦でも同じです。艦長を筆頭にナンバー2の副長、そして各部署の長である航海長や砲雷長、機関長などがいます。しかし艦内には、時にトップであるはずの艦長に意見し、航海長たち幹部の命令を訂正することすらできる権限を持つ、「先任伍長」と呼ばれる隊員がいます。
この「先任伍長」、なにやら階級のひとつのようですが、海上自衛隊の階級にそのようなものはなく、「伍長」という階級すらありません。ただ、詳細は後述しますが、少なくとも階級的には尉官や佐官などの士官より下の立場です。にもかかわらず士官が就く艦長や幹部といった上官へ意見できる立場でもある、というわけです。
「先任伍長」、何者なのでしょうか。
https://trafficnews.jp/post/91010/2
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