今月末にロンドンで開催されるコスプレ大会「EuroCosplay」が波紋を呼んでいる。
白人女性が黒人ゲームキャラに扮したためBANされてしまったのだ。

大会出場停止となったのは、フランス人女性のLivanartさん。
彼女は『リーグ・オブ・レジェンド』に出てくる黒人キャラ”パイク”のコスプレで「EuroCosplay」決勝に出場を決めていたのだが、先週になって突然、大会出場を拒否されてしまった。
その理由だが、「黒人キャラのコスプレはブラックフェイスであり人種差別を助長する」との声が出たためだ。

Livanartさんのパイク
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「ブラックフェイス」といえば「黒塗り」だが、厳密には彼女は肌を黒に塗ってはいない。
黒人の肌を模した人工スーツを着込み”パイク”になりきっているのだ。

そのためこれが人種差別的なブラックフェイスに該当するかどうかで賛否が巻き起こっている。
「スーツであれ黒人以外の演者が黒人に扮せば人種差別」だと考える人もいれば、「黒人キャラに敬意を表した衣装であり、コスプレは肌の色関係なく楽しむべき」と信じる人もいる。
チェコ出身のファイナリストJustJayさんが、出場停止のLivanartさんに賛同を示すため、決勝戦への出場を辞退するなどの事態にまで発展している。

黒塗りメイクではなく人工スーツ
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