岐阜県垂井町で29日未明、車が畑に突っ込み横転する事故があり、乗っていた男性2人が死亡しました。

　29日午前3時半前、岐阜県垂井町岩手の県道で滋賀県彦根市の自営業・小川太さん（46）ら4人が乗った普通乗用車がガードパイプなどをなぎ倒した上、道路脇の畑に突っ込み横転しました。

　この事故で小川さんと、後部座席の彦根市の会社員・上田耀さん（18）が病院に運ばれましたが、間もなく死亡しました。

　また、助手席に乗っていた18歳の女子高校生も頭や首の骨を折るなどの重傷です。

　調べによりますと、上田さんらは小川さんの会社を手伝っていて、4人で現場近くの山に夜景を見に行く途中に、カーブを曲がり切れずに事故を起こしたとみられています。

　一方で、事故の数分前、4人が乗ったとみられる車が現場から南へおよそ1.5キロメートル離れた国道を逆走するのをパトカーが見つけていて、警察は関連を調べています。
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