自民党は7日の役員会で、来夏の参院選で「島根・鳥取」「徳島・高知」を一つの選挙区にする合区によって選挙区で擁立できない現職議員を、比例区に新たに導入された特定枠から擁立する方針を決めた。

 特定枠は、参院定数を6増やす改正公職選挙法で新設された。比例区での当選者について、個人の得票数に関係なく、政党の判断で優先的に決められる。自民は法案提出時から合区により漏れる現職2人の救済に特定枠を使うことを公言し、野党から「党利党略だ」と批判を浴びていた。

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