六日の中国各紙によると、中国で十三億人目の国民となる男児が同日午前零時二分、
北京市産婦人科医院で誕生した。
男児は三六六〇グラム、五二センチの元気な赤ちゃん。
中国政府は同日を「人口十三億人の日」と定めた。

航空会社勤務の父親、張さん(37)は「この子は世界一の幸せ者」と喜んだ。
名前は未定だが、十三億人にちなんで「十三少」とする案も出ているという。

中国国家統計局によると、昨年末の中国大陸(台湾、香港、マカオを除く)の人口は
十二億九千九百八十八万人だった。
一日平均二万八百人のペースで新生児が生まれているため、六日未明に十三億人に
達すると推定していた。
その上で、首都北京の代表的な産婦人科医院を選び、同医院で六日午前零時以降、
最初に生まれた子を「十三億人目」とした。

中国では一九七九年から人口を抑制する「一人っ子政策」を実施しており、
「十三億人の到達は四年遅れた」(政府)と成果を強調している。


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http://www.chunichi.co.jp/00/kok/20050106/eve_____kok_____004.shtml