射殺グマ戦後最多で供養式 石川県小松市で猟友会など

 石川県小松市と地元猟友会は21日、同市の人里に今年の秋、多くの
クマが出没し、戦後最多の38頭を射殺したことを受け、同市大野町の
市環境美化センターの動物慰霊碑周辺で合同供養式を開催した。猟友
会会員や市職員ら約30人が黙とうし、慰霊碑に菊を献花して、エサの
ドングリも供えた。

 猟友会支部長の秋田外喜雄さん(55)は「わなにかかった無抵抗の
クマを撃つのは後ろめたい。念仏を唱えながら射殺した会員も多い」と
話した。昨年度の小松市での射殺頭数は7頭で、今年はあまりに多い
ため、猟友会以外の関係者も参加した供養式を初めて開いたという。

 石川県全体でも今年は戦後最多の176頭を射殺し、県は生息数維持
のため、初めて県内のクマ猟を禁止した。

ここもなー☆
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041221-00000059-kyodo-soci
駆除したクマへの供養式で、慰霊碑前で献花する地元猟友会の会員
http://ca.c.yimg.jp/news/1103598122/img.news.yahoo.co.jp/images/20041221/kyodo/20041221-00000059-kyodo-soci-thum-000.jpg