>>587
築古木造物件をリニューアルした物件のようですね。
その際に小屋裏換気口を塞いでしまったので著しい結露を生じさせてしまった。
屋根裏に断熱しない場合、外気温の影響を受けやすく天井に接する空気が容易に露点温度にまで下がり結露します。
小屋裏換気は、天井板が有る無しに関わらず、居室から小屋裏へ溜まった湿度の高い空気を逃がすために必要です。
小屋裏を換気し続ければ、室内からの放熱。放湿がない限り最終的に外気温・湿度と同じになります。
冷気は天井高が低いその他の部屋の天井裏からの隙間風と、高天井からの冷気の輻射が考えられます。
空気が動く通気層である小屋裏は断熱層に成り得ないので、天井板に空気が動かない層を作って断熱する必要が有ると思います。
天井板の裏に断熱材の敷き込みあるいは吹付け、もしくは天井板に内貼り断熱パネルの増し貼りが有効だと思います。