ドイトは古参というより日本で最初にオープンしたホームセンターです。簡単に略歴を。
ドイトの前身はは、昭和38年埼玉県川口市の西川口駅近くにオープンした日之出ストアというスーパーマーケットで、その後昭和41年に蕨店を開店(蕨店は翌年、西川口店は昭和55年に閉店)、
まず、ドイト1号店開店前の昭和46年5月にに日之出ストア2階の約10坪程度のスペースに日曜大工コーナーを試験的に設置(これがドイトの始まりと思われる)、
その後昭和47年12月1日現与野本店の場所にドイトの1号店(当時は店名をドイトではなくDo it yourselfとしていた)が開店。ドイトという店名は一般公募によるものだった。
ドイトの1号店は最初国道16号線沿いの東北道岩槻インター近くに建設する計画があったそうだ。日本全国から同様のホームセンターを開店したいと希望する人間が多くいたらしく、
現在日本全国にあるホームセンターのいくつかはドイトがノウハウを提供したようである。DMCグループというのがホームセンター業界にはあるがこれに加盟している各社は
おそらくドイトがノウハウを提供したものと思われる。ドイト朝霞店、伊勢崎店(伊勢崎店は現在は閉店)はボーリング場を改装して出来たものだそうです。
もうひとつ、現在は一部の店舗にプロ用コーナーがあるが、昔(昭和54年頃)は朝霞店と与野店にドイト卸センターというのがあった。この卸センターというのは職人を対象に品揃えし販売する店舗であった。
しかも会員制の店舗でもあった。今となってはホームセンター業界は競争が激しくなっているが、ドイトの開店なくしては現在のホームセンター業界はありえなかっただろうと思われる。