>>208>>209
イタリアは、残念ながら日本と似てる。標準イタリア語の力が強く、地域言語は苦しい立場にある。
標準イタリア語の「訛り」が、地方訛りとされている状態に近い。
casaのsを、日本語で言えば「濁らせるか、濁らせないか」といったレベル。

特に北イタリアでこれが顕著なのは、北イタリアの本来の言葉は、
標準イタリア語より、南仏プロバンス語やスペイン語、ポルトガル語に近い言語で、
例えば複数形の作り方が全然違うから。
完全なミラノ語を話せる若いミラノ人は、ほとんどいないんじゃないかなあ。