新関西国際空港会社は18日、関西国際空港の2015年の国際線外国人旅客数が、
1994年の開港以来初めて1000万人を上回ったと発表した。
国際線、国内線を合わせた総旅客数も2321万人と過去最多を記録した。

 新関空会社が発表した15年の運営概況(速報値)によると、関空の国際線旅客数は
過去最多となる前年比24%増の1625万人で、このうち外国人旅客数は59%増の1001万人。
 日本人は6%減の607万人で、乗り換え客が16万人。外国人旅客は初めて日本人を上回った。
国内線旅客数は11%増の696万人だった。

 国際線旅客便の発着回数は24%増の9万6668回となった。
新関空会社は「格安航空会社(LCC)を中心に増便が続いた」と指摘。16年も増便、旅客増に向け営業強化に取り組む方針だ。 
http://jp.wsj.com/articles/JJ11951430599579203473920211403760361069584