スリランカ寺院 讃仏陀楼迦寺(さんぶっだろうかじ)@つくば。

スリランカフェスティバルで僧侶に巻いていただいた手首の糸(>>724)の扱い方がわからず、
スリランカの僧侶に聞くのが一番確実かと、タンドリーからの帰りに寺院にお邪魔しました。
自分は以前に一度訪問したことがあり「日本人でもいつでも歓迎」と言われていたことに甘えて。
幸い寺院に常駐のご住職がいらっしゃり、「糸は切れるまで付けておくのが宜しい」とのお答え。

ご住職は日本語が堪能で、敷地内に建立中の大仏像や、ご本堂の中まで案内してくださいました。
ご本堂は旧豊里町の古い農家を改造したもの。畳敷きの部屋、太い柱や梁、土間らしき跡。
そこにご本尊の座高1メートルほどの白いお釈迦さま。なかなかシュールな光景で素敵。

ご住職といろいろお話させていただき、大震災でのお心遣い(>>332タンレス)に感謝申し上げました。
話のついでに「自分たちはスリランカのカレーが大好きで…」と口をすべらしたら、
「では食べて行ってください」とご住職。日曜日は信徒のスリランカ人が参拝に来るので、
カレーを始めとしたスリランカ料理が用意されているとのこと。図々しくお言葉に甘えることに。
(タンドリーでビリヤニを食べたものの量はそれほど多くなかったので、胃に余裕あり。)

古い農家の作業棟を改造したと思われる建物があり、そこが信徒さんたちの休憩所兼食堂らしく、
スリランカ人のお母さん二人が笑顔で大歓迎してくれました。彼女たちが作ったという料理を
あれもあるわねこれもあったわ〜と次から次へと出してくれて(6種類くらいあったかな)、
自分と同行者タンの皿にどんどん盛り付けてくれます。お母さんパワーに圧倒されました。
食べてみると、ランディワや294等で男性シェフが作る料理とは違う、お母さんの家庭料理。
特別スパイシーということはないけれど、食べやすくてじんわりとしていて美味しいよう。

料理を美味しく食べ終わり代金を払おうとすると、「お金なんてとんでもないわ」とお母さん。
(さすがにタダではこちらの気が済まないので、ご本尊へ気持ち程度お布施を。)
お母さんだけでなくスリランカ人の男性たちも、冷たい水やバナナを出してくれたり、
こちらが暑くないように扇風機の向きに気を使ってくれたり。
ふらっと寺院に入ってきた素性もわからない日本人にとても親切にしてくれました。
ご住職、お母さんたち、信徒の皆さん、ありがとうございましたノシ

寺院内での画像は同行者タンがそのうち貼ってくれることでしょう。
(ご住職に撮影・ネット公開の許可をいただいた模様。)