【簡単】 ザワークラウトって最高!!3壷目 【保存食】
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0001ぱくぱく名無しさん
2018/06/21(木) 09:26:37.68ID:5AH+YmHbよく酢漬けと間違われますが、塩漬けを乳酸発酵させたものです。
キャベツの栄養と植物性乳酸菌のダブルパワーで健康にもイイ!
実は超簡単に作れるんです。
キャベツが豊作すぎて畑で潰される・・・そんな悲しいニュースは嫌ですね。
そんな時は安くて美味しい旬のキャベツを大量に買ってきてザワークラウトにしましょう!!
前スレ
【簡単】 ザワークラウトって最高!!2壷目 【保存食】
http://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/cook/1464912164/
0002ぱくぱく名無しさん
2018/06/21(木) 09:27:06.49ID:5AH+YmHb1. キャベツを5mm幅くらいの千切りにする
2. キャベツの重さの2%ほどの塩、キャラウェイシード、ローリエをまぶして軽く揉み合わせる
3.1. 漬け物器の場合、普通に漬け込む
3.2. 漬物樽の場合、キャベツの倍の重さの重石をのせて漬け込む
3.3. ジップロックの場合、脱気して空気圧で漬け込む
3.3.1. 口を少し開けてボウルなどに溜めた水に少しずつ沈めると脱気が楽に出来ます。
3.3.2. 乳酸発酵により二酸化炭素が発生するので、適宜脱気します。
4. 10度で3週間, 25度で3日, 30度以上で2日ほどで完成。乳酸発酵の爽やかな香りと酸味が楽しめます
※真夏などの場合、酢を重量比0.1%ほど入れと早期に有害菌が減少するため安全です。
※塩分濃度で減菌する場合、10%程度にする必要があり、現実的ではありません。
※スパイスは上記にこだわる必要はありません。無しでも、唐辛子や胡椒を使ってもOK
※キャベツを千切りした後は洗わないで下さい。キャベツについている乳酸菌まで落ちてしまいます。
※ただし菌種を使うなら、2,3秒湯通ししましょう。
※乳酸発酵は嫌気性発酵です。空気が入ると酵母やカビで失敗しやすいです。
※キャベツが全て水に浸かっているようにして下さい。
0003ぱくぱく名無しさん
2018/06/21(木) 09:28:06.90ID:5AH+YmHbこの方法だと漬物道具はいりません
1.キャベツを5mm幅くらいの千切りにする
2.ジップロックなどの密閉袋に入れる
3.キャベツの重さの2%の塩を入れ、お好みの香辛料も入れる
4.袋に入れたままで軽く揉み合わせる
5.出来るだけ空気抜いて袋の口を閉じ、適当な重し(キャベツの倍の重量)をのせておく
6.一晩放置
7.水が出てキャベツがしなっとなっているので、空気を完全に抜いて口を閉じる
8.常温で1週間放置(発酵でガスが出ていたら適宜抜いておく)
9.出来上がりです。冷蔵庫で数週間〜半年くらい保存できます。
※空気を抜くのは、中の水分が出てくるまで袋を絞るように押さえつけると簡単です
0004ぱくぱく名無しさん
2018/06/21(木) 09:29:10.38ID:5AH+YmHb・ドイツ料理風にソーセージや肉料理の付け合わせとして
・ソーセージや肉と共に煮込む料理に
・ホットドックに使うのは世界的定番
・かつお節と醤油をかけても美味い
・ごま油と一味唐辛子であえるとこれも美味
・カレーライスの福神漬けや、らっきょうの代わりに
・フライや唐揚げの付け合わせに酸味があるザワークラウトはぴったり
0005ぱくぱく名無しさん
2018/06/21(木) 09:30:13.57ID:5AH+YmHbhttp://www.nyusankin.or.jp/scientific/moriji_2.html
図4 キムチの発酵における微生物叢の変化(気温14℃、食塩濃度3.5%)
キムチの例だがザワークラウトも同様であろう。
当初の生菌数は1ml(1g)あたり10の5乗個、すなわち10万個である。
最終的には乳酸菌が10の8乗個、すなわち1億個まで増殖し飽和する。
キャベツの生菌数(1gあたり)を調べてみると、外皮で100万個、内部で10万個ぐらい。
内部だけで漬けた場合に図4ような増殖カーブをたどると思われる。
ざっくり言うと、夏場のザワークラウトは3日かけてキャベツにいる1gあたり
10万個の乳酸菌が1,000倍の1億個まで増えるということだろう。
増殖のペースは、7時間で倍、1日で10倍になる。
数も覚えやすい。ザワークラウトの乳酸菌数は1gに1億個。
1gのザワークラウトの乳酸菌数は生キャベツ1玉(1Kg)分の菌数に相当する。
植物性乳酸菌が体に良いといってもサラダでとるのは無理。
毎日少しでも発酵食品からとるのが効率的だ。
0006ぱくぱく名無しさん
2018/06/21(木) 09:31:20.91ID:5AH+YmHbhttp://emprise.co.jp/pdf/en201010.pdf
乳酸菌数は1gあたり1億個ではなく3千万個程度だ。しかもピークをつけた後は減少していく。
図では3種類の乳酸菌が時間とともに変化していくのがわかる。最終的には酸耐性菌の
ラクトバチルス・プランタラムになる。1種類の乳酸菌よりも多くの乳酸菌が協力して働き、酸と
特有な風味がつくとの解説があるので、塩分、温度、嫌気性とかで風味が変化するんだろう。
腐敗防止だけでなく風味まで考えると奥が深いな。
発酵ゼロの状態から始め乳酸菌の変遷を経て醸し出す風味と、既にラクトバチルス・プランタラム
優勢の状態から始めた風味の違いになるんだろうね。
もし発酵ゼロから始める風味が優れているのなら、いきなりクエン酸でpHを下げるのは風味の面で
問題があるのかも知れない。ただ風味の比較となると本物を知らない限り難しいものがある。
梅干風味のザワークラウトもさわやか系で満足いくものだった。
0007ぱくぱく名無しさん
2018/06/21(木) 09:33:36.70ID:5AH+YmHb---引用---
漬物に含まれる主な乳酸菌
http://www.tarunoaji.com/nyusankin.html
■(A)リューコノストック・メセンテロイデス菌
グラム陽性の球菌で、連鎖状ないし双球菌の配列をとる。ヘテロ乳酸発酵をする。
乳酸以外にも酢酸を産生するため、漬物の酸味をつくる働きがある。
腸内を酸性にする力を持つため(悪玉菌は酸性に弱い)主に整腸作用があると言われている。
■(B)ラクトバチルス・ブレビス菌
グラム陽性の桿菌で、ヘテロ乳酸発酵をする。自身でも酢酸を産生し、酸に対して非常に強い。胃酸でもほとんど死なずに腸に到達するらしい。
整腸作用の他にも免疫力の向上作用があると言われています。
■(C)ラクトバチルス・プランタラム菌
グラム陽性の桿菌で、ホモ乳酸発酵をする。酸に強く、胃酸でも大部分が死なずに腸に到達するらしい。
整腸作用の他にも免疫力の向上作用、免疫細胞のバランス改善によるアレルギー症状の予防・緩和・軽減作用があると言われています。
他にも大腸菌O-157の腸管付着を抑制する働きがあると言われています。
※豆知識:球菌とは球体の乳酸菌のことです。桿菌とは細長い楕円形の乳酸菌のことです。
※豆知識:グラム陽性とはグラム染色と呼ばれる染色方法で青色、または紫色に分類される菌のことです。
※豆知識:ホモ乳酸発酵とは乳酸だけを産生する発酵です。ヘテロ乳酸発酵とは乳酸以外にも酢酸やアルコールも産生する発酵のことです。
---引用おわり---
発酵初期に活躍する(A)メセンテロイデス菌、(B)ブレビス菌は乳酸以外にも酢酸やアルコールも産生する。
後半で活躍する(C)プランタラム菌は乳酸だけを産生する。
最終的に(C)で乳酸のみになるが、(A)や(B)で産生する酢酸やアルコールが風味に影響するものと思われる。
乳酸菌の効果・効用について
(1)便秘改善
(2)ダイエット効果
(3)免疫力の向上
(4)アトピー性皮膚炎の改善
(5)花粉症にも効く
(6)肌荒れの改善
ザワークラウトを毎日50g程度食べ続けて3週間になるが腸の活性が良く、確かに(1)(6)は実感できている。
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