>>174
>あと細菌がそんな高温を生き抜くのはにわかには信じがたいですね…

納豆菌なんか煮沸に耐えるぞ。
だから、昔は稲藁を煮沸して納豆菌だけ残して、それに煮るか蒸した大豆を包んで作ってた。

納豆菌もだが、それらは環境が悪化すると「芽胞」という強固なカプセルを作って、
中で結晶のような休眠状態になり、それで環境が好転するのを待つ。
芽胞の状態では増殖は出来ないが、環境がよくなると普通に増殖できるモードに切り替わる。

芽胞を作る菌には、ボツリヌス菌、ウェルシュ菌、セレウス菌等の食中毒菌もある。
上記はいずれも嫌気性菌なので、真空パックとの(菌視点での)相性はいいぞ。

こいつらを熱で殺菌しようと思うと、レトルト食品のように120℃とかで加熱しなきゃならん。