楽器のリペア・メンテナンス統合スレッド 第25章
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0052ドレミファ名無シド
2012/08/22(水) 07:35:58.86ID:HdAYx8eEハンダは一応「導体」扱い。
つまり回路を考える上では銅線と同じで、どっちの解釈でも問題ない。
ただし配線に使われる銅よりは抵抗率が高くて、その違いは10倍ほど。
つまりもし接点でのハンダ層が1mmあれば、ちなみにそれは相当に下手くそな失敗ハンダだが、
銅線が1cm長いのと同じだけ抵抗が増すことになる。
ギター内配線のような「浮いた」部品に銅線をハンダ付けする場合、
ド下手でもない限り予備ハンダメッキしてあってもそれも溶けるから、
まず確実に端子同士が直接導通した状態になる。つまり君の言うテープ状態だな。
この場合、まあハンダの持つ電気的特性についてはまず考えなくていい。
しかし電子製品のプリント基盤に足を通して実装する部品の場合、いちいち各部品の足を曲げて銅箔に接触はさせない。
つまりハンダなしでは基本的には導通してないのが普通となり、相対的にハンダの影響が
大きくなる。もちろんハンダ付けポイントの数もギター内部より飛躍的に多いのが普通。
最近のデジタル製品はチップ部品ばっかりだからまた話が違うが、ギターアンプなんかは
未だに穴を通す形式の部品が多いんじゃないかな?最近のものをあんまり見ないからわからんが。
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