じっさいには、パンクをコピーしまくるととてもうまくなる。
好きな曲をコピーしまくるというのが前提ではあるが、いきなり難しいテクニックに取り組んでもどうしようもない。
でないと上達しないだけでなく、性格がひねくれて糞だwだの何だのと言ってしまうことにもつながる。

ポール・ギルバートは、速弾きの教則ビデオについてこんなことを言っていた。

>但し書きで、「ラモーンズのアルバム『ロケット・トゥ・ロシア』全部を学ぶのと同じくらい、
>このビデオの内容を学ぶのは重要だ」と加えたらいいかもしれない。
>少なくともスタイルが明確にわかってもらえたらいいのだけど・・・。

また、こんなこともいっている。

>例えば、最近MIハリウッドで個人レッスンをした時、
>ラモーンズの「クレティン・ホップ」を覚えてプレイしなければ、
>個人レッスンを受けることが出来ないと言ったんだ。
>面白かったのは、誰もその曲に対して敬意をはらっていなくて、
>ただ覚えてプレイしていた。
>「どうしてこんな曲やらせるんだ、全然よくないじゃないか」と言いながら。
>だから彼らに弾いてあげて、どんなにクールな曲か、
>簡単だけれどもリズムがダイナミックですごくパワーがあることを説明したかったんだ。

いろんな速弾きのテクニックなども確かにいいものだが、
クールでダイナミックでパワーがあることはとても大事だ。