ホームレコーディング、長崎…まず間違いなく自宅録音ですね。

プロデュース山下和仁…レコーディング・エンジニアがいません。
マイクの位置きめ等は自分でやってるようです。

マスタリング・エンジニア…各曲のレベルを合わせて、CDフォーマットに収めるのは、
さすがに専門の人に任せているようです。ここでかけられているリミッターが
音のキャラクターに影響していると思います。

izm701…真空管マイク/ラインプリアンプ。たぶんこれが今回のCDの音に大きな
影響を与えている気がします。デジタル録音ながら、少し歪んだ様な音です。
下世話な話ですが定価 304,500円ですね。

マイクに何を使用しているかは記載がありません。12の小品の時と違うマイクと想像。

特徴的なのは、残響系のエフェクトを使用していないことです。
(自分にはそう聴こえます)
この辺で紅弓さんのサスティーンの少ない楽器の音に近く聴こえるのでは?

さらに、これがラミレスか否かという事ですが、自分にはよく分からないので
詳しい人の意見を聴きたいです。
自分が思うラミレスの音は、温かみのある太い音、ほどほどの胴鳴り、金属的な響きと
木の響きが同居する音の芯、高音弦と低音弦のバランスが微妙という感じです。
それに当てはめると、ラミレスのような気がしますが・・・よく分かりません。


あまり関係有りませんが、このCDは好みの音ではないので、自分でリヴァーブを
かけまくって聴いています。目標はつくばノバホールの音ですが、難しいですね…