速弾きなんて…基本のスキル…かもしれない。

しかしクラシック界でさえ、超絶となると速く弾く事にはかなりの練習が必要だし、弾ききれない者もいるだろう。

だからクラシックでもソリストになれる者もいるし、逆に平均的テクニックの者は、なれない。

もちろんソリストは難解な(速いだけで無く、運指的にも)フレーズを弾けるだけではなく、表現も優れて無くてはいけない。

速弾きは基本かもしれないが、どのジャンルでも練習がかなり必要なテクニックなのですよ。

だからこそ、それが出来たからといってそれ自体のテクニックだけ評価されても、音楽の評価とは関係ありません。
ただ指を速く動かし、右手とのコンビネーションが上手い→というだけですから。
速く弾いて尚且つ音楽の表現が出来て、初めてギタリストとなるから。

“速い”だけこそ、超絶曲芸士。
宴会の隠し芸として、披露しましょう。→優れた手品も指先の器用さが要求される。