>>89
@ポップスで多い。またポップスのマイナースケール上の
基本スケールになている。【寂しさや物悲しい雰囲気】を演出するのにグッド。
全体的に雰囲気・感覚志向。

ABクラシックで多い。またクラシックのマイナースケール上の
基本スケールになっている。【暗さや悲痛】を演出する際によく使われる。
全体的に意思・概念志向。

AとBの違いは「♭ラ」と「#ラ」。
この「ラ」を和音(コード)として使いたい場合は、A「♭ラ」が使われる。
逆にBのメロディーの視点から考えると、「ソ→#ラ→#シ→ド」と
ドまで音を上昇(解決)させたいのであれば、「#ラ」になる。
対照的に「ソ→ラ→ソ」と下降(解決)をさせたいのであれば、
「ソ→♭ラ→ソ」となる。

ま、AとBは文字通りハーモニック(コード)で使うかメロディーで使うかの違いだけど、
クラシック理論初学者が最初にブチ当たる壁でもあると思うがから、
あせらず気長に勉強して理解すればいいと思う。