>>961 キーってそれ自体はものすごく単純な概念なのよ。
ただ、それに付随する理論がマンドクサイのでスレが荒れる。前スレでもその話題で紛糾したし。

「Key in E」からわかる情報は、「その曲で中心になるコードは E である」という事だけ。
「Key in Eで曲を書く」と言えば、「E が中心になるように曲を書く」といった具合。
# 「中心」という表現は最初は耳慣れないかもしれない。言葉にするのは難しいが「安定」「終止」「基底」とか。
# この「中心になるコード」は「トニック」と呼ばれる。

では、「具体的にどうしたら E を中心に出来るか」という事だが、その方法をまとめたのが理論。その一例として、
 ・ダイアトニックスケール >>934
   いわゆる「ドレミファソラシド」。Key in C なら { C D E F G A B C }
   これを E から(それぞれの半音間隔を保ったまま)書き直せば { E F# G# A B C# D# E }
   C# D# F# G# A#
    .■■  ■■■
    □□□□□□□
   .C D E F G A B C
 ・ダイアトニックコード
   ダイアトニックスケールの音から作られるコード。そのキーで標準的に使われるコード群。
   E のダイアトニックコードは
   A   E   B  F#m  C#m  G#m  D#m-5  (三和音)
   AM7 EM7 B7 F#m7 C#m7 G#m7 D#m7-5 (四和音)

Key in E なら「E ダイアトニックコード」を使ってれば、とりあえずはOK。
ギターなら平行移動すれば他にキーに対応できるからもっと考えやすいと思う。
他はその都度調べたらいい。耳コピしてるなら出来上がったコードとキーの関係を眺めてみて。

ちなみに、カラオケの曲はもともと何らかのキーで書かれてるわけで
曲全体の音を上下させれば、その分キーも上下することになる。
これを指して「キーを上げる」とか言うわけです。

ピックは投げた事ないから知らん。