焼きミスの原因はドライブ側か、ディスク側か、それが問題だ。

ユーザーはすぐディスクが悪いと決め付けるけど、ディスクはスタンパで瓜二つなものを大量にこさえてるわけで、
(さらに不良品検査を通過し出荷された)同一ロット内のディスクに個体差はほとんど認められない状況を考えると、
ドライブ側のバグかチューニング不足か経年劣化のヘタリ、ユーザーの操作ミスが原因で、稀に発生するんじゃないかと。
つまり再現率100%ではない焼きミスはドライブ側が疑わしいということ。(ドライブが完全に故障してても再現率100%になるが)

焼きミスディスクのメーカー送りは今後の製造品質向上のための情報のフィードバックと捉えるべきで、
上限5枚というのも、原因調査にはそれで十分だからと考えられる。
検査によって5枚ともディスクの製造上の不具合が原因と分かれば残りも不良品である可能性が高いし、
日本企業ならマクセルみたいに(OEMであっても)商品回収・良品と交換するだろう。
もしくは、考えたくはないが市場に出回った不良品はそのままで、次生産分からこっそりヤミ改修してくるだろう。
ディスクが欠陥品のまま長く流通させるはずがない。

で、ドライブ側が原因の焼きミスも、ディスクメーカーが全て責任を被っている状況なわけで、
ユーザーにそこまで考えてもらう必要ないが、ディスクメーカーとしても言い分はあるだろう。
調査に使った上限5枚までの交換には応じるが、
それ以上の枚数の「ディスク以外が原因の焼きミスディスクの交換」には応じたくない気持ちも分かる。

ディスクメーカーの立場になって考えてみた。