>>256
これは価値観の違いとしかいいようがないけど、
音楽って聴覚的なアピール(メロディ、演奏、歌詞の語感含む)と同時に、視覚的なアピールもかなり重要だと思ってる。
歌詞カードを開いたとき、フォントの選び方までチェックするし、
ジャケット、歌詞カード込みで作品だと思ってるから当然ダウンロード購入はしない。
歌詞カードを開いたとき、素晴らしい歌詞だと、漢字が入りまじった歌詞の全体の並び、濃淡、配分のバランスに見とれるわけです。
他の言語の歌詞でここまで一文字一文字の密度がばらばらで視覚的に濃淡の美が問われる言語ってなかなかないよ。
見てよこの濃度の違い↓
「霧、鬱、毒、濃」みたいな画数の多い濃い文字と「い、し、つ、う」みたいなごく薄い印象を持たせるひらがなが混ざりあってる。
それでもって本来漢字にできる言葉をひらがなで表現してもいいわけでしょ。
ひらがな続きの薄い文字地帯が続いたあとに画数の多い漢字がアクセントをつける、カオス感。
この整わない乱雑感、超芸術的。