世界自然遺産の鹿児島県・屋久島で二十七日から開かれる予定だった「世界ユ
ース環境会議in屋久島」が、主催者の若者環境団体に対する脅迫がエスカレート
したため、開催断念に追い込まれたことが二十三日分かった。会議には、地元の
屋久島高校(八木健二郎校長、三百五十六人)も参加者のホームステイ先確保な
どで協力しており、夏休みの補習授業返上で、世界の若者たちとの交流を楽しみ
にしていた生徒たちは落胆している。

西日本新聞(7月24日)